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 [2008年4月 〜グラタン・皿など〜]
<魚のグラタン皿>
初めて作ったグラタン皿。
目玉としっぽが持ち手になっていて、蓋のつまみ部分は背びれです。
サイズは約28×17×10cm位。
昔、先輩から頂いたロイヤルコペンハーゲンの魚皿を、私風に作るとこうなりました。
蓋をすると、こんな感じ。
1つ作って、現在追加で3つ製作中!!!
<アメ釉のグラタン皿>
この色すごく好きです。深めの器なので、シチュー皿にも最適。もちろん直火もOKです。
いつも作品に使うこの文様は「伏蝶丸」と呼ばれる、唐紙文様です(調べました)。
「唐紙(からかみ)」とは元々は、平安時代に遣唐使が中国から持ち帰った美術紙のことですが、
日本でも作られ、襖(ふすま)を装飾するために貼られるようになりました。
数ある文様の中でもこの「伏蝶丸」は、公家の方が好んで用いた文様だそうです。
手びねり(機械やロクロを使わずに、手だけで作る技法)の作品なので、一つ一つの形やラインに個性があります。
でもこうやって重なるから食器棚への収納も楽々♪
<花の長皿>
「2007年3月」で紹介している桃色のお皿の・黒バージョン。32cmの長いお皿です。
<中鉢と吸出茶碗>
久しぶりに絵付けをしました。こう見えて中学時代、美術だけ成績10段階の10でした。
もしかしたらば、これから絵付けの才能が花開くかもしれません。。。(笑)
中鉢は直径22cm。横から見るとこんな感じです。こちらも手びねりで作りました。
<変形鉢@>
上で紹介した中鉢と同じ絵を、白化粧(白い泥)で描きました。
<変形鉢A>
花柄バージョン。
裏にもちゃんと花を入れているところだけが、こだわりです。
<変形鉢B>
上の鉢とよく似てますが、よーく見ると雰囲気は全然違うんです。手作りの、いいところです。
触れた時、手のひらからも花の形が伝わりますように。。。。
ザラザラした土に、あえてツルツルの花を描きました。
<2色の徳利>
ひな祭りの時に飾りました。
この徳利は、昔ロクロの課題で作ったものです。
陶芸界では、徳利や壷のように袋状で中に空間のある形の焼物のことを、袋物(ふくろもの)と呼んでいます。
初めて聞いた時は、何のことかと思いました。
もう4月。お弁当持って、おでかけしたい季節です。
そう言えば今、お弁当の定番タコさんウインナーを焼いています。もちろん「陶器」ですよ。
次回はその陶器タコと、お蕎麦屋さんで使って頂く、湯とう,丼鉢などを紹介致しますね。
また見て頂けたらば、幸せです。
                                       和子
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